in Thinking out loud

Black Lives Matter vs. All Lives Matter

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Black Lives Matter が増えて使われるようになったのはファーガソンでMike Brownが殺されてからです。その時の記事はこちらから。今まで当たり前のように行われてきたアフリカ系アメリカ人に対する不公平な扱いがようやく問題になってきた頃に、誰ともなく徐々にデモで使うようになったフレーズです。それに対して、しばらくしてから使われるようになったのがAll Lives Matter

Black Lives Matter を訳すと・・・・・・”黒人の生命だって大切なんだよ!!”
All Lives Matterを訳すと・・・・・・”みんなの生命が大切なんだよ!!”

おそらくどちらも日本ではあんまり使われることがない概念ですよね。最近ニュースを賑わせているトランプ氏の講演している場所でよくこの”Black Lives Matter”対”All Lives Matter”どちらが正しいのかという応酬(大体罵声も混じって)が反トランプ氏派(protesters)とトランプ氏派(supporters)で繰り広げられます。

反トランプ氏派(protesters)が使うのはーBlack Lives Matter
トランプ氏派(supporters)が使うのはーAll Lives Matter

おそらくアメリカに住んでいない人にはなにが違うんだ?何がそんなに重要なんだと混乱するのではないでしょうか?そして、一見皆の生命を大切にしろと言うAll Lives Matterの方が相対的に良いじゃないかと思う方もいらっしゃるかと思います。このBlack Lives Matterの意味を理解するためには、なぜBlack Lives Matter支持派がここまでAll Lives Matterに対してそこまで敏感になるのかを理解するのが大切だと思います。

よくある勘違いなのですが、Black Lives Matter派は自己中で、自分たち(アフリカ系アメリカ人)の生命しか気にしていない、という考え方です。Black Lives Matter派は別に他の人種や他の人の生命をおざなりにしているわけではないのです。彼らの主張を簡単に言うと、”俺たち・私たちの生命大切にしてくれ”っていうことです。他の人種(特に白人)に比べてアフリカ系アメリカ人の社会的地位は著しく低いです。残念なほどネガティブな固定観念も付いて回っています(貧乏、危険、暴力的、学歴が低い・・・などなど)。彼らは警察に不法逮捕されたり、暴力を振るわれても、泣き寝入りしなければいけないことがたくさんあります。その意味でのBlack Lives Matter「黒人の生命だって大切なんだよ!!」なのです。ただ、それを言うと人種差別があることを信じていない人からは自分勝手でいわゆる”race card(なんでもかんでも人種差別に結びつけようとしてんじゃねーよ的な意味です)”を使っていると思われてしまいます。

私はもちろんすべての方の生命は大切だと思います。その中で、でもマジョリティーよりも不当な痛みを受けている方たちの安全を考えることこそ真の意味でのAll Lives Matterに繋がるのではと思っています。

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