in 博士号への道

二つのプレゼン

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今週の木曜日に人生で初めて学会で発表させていただきました。来年にカナダで控えたAmerican Counseling Associationの予行練習として、大学院で行われた合同学会に参加しました。プレゼンする内容はもちろん全く違うものですが(他の学会と同じトピックを重複して発表してはいけないっていう決まりがACAにはあります)、舞台度胸をつけるためにも挑戦しました。今回のテーマはInternational student。ズバリ留学生です。(ちなみに来年のテーマはThird Culture Kids です)。全米にいる留学生の数から、留学生を増やすことでアメリカが受けられる恩恵、留学生が陥るCulture shock、言語の壁などのストレッサー、アメリカの学生からサポートは何ができるかなどを45分かけて話しました。新しい仕事をゲットした時に買ったベージュのスーツでバシッと決めて行きました(*^-^*) あまりの緊張で始まる予定時刻の30分前には会場に・・・・。スタッフも本当に誰もいなかったので、自分でいそいそとプレゼンの準備。

プレゼンの準陽はすぐ終わってしまいました。待っている間にスライドの最終確認。
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それも終わってしまったので、もらった”今日のしおり”をみてみることに。よく見るとNew York Times・・・この辺がいつもせこいと思ううちの大学。まぁ公立で金はないのはわかるが、見栄を張って欲しかった。スポンサー広告もあるのかもしれないですが。プレゼンターはこのASK ME logo付きの名札がもれなく渡されます。
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学会は二日に渡って開催されます。私のプレゼンは二日目の午後。仕事があるので、自分の以外は参加することができませんでした
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私の回です。
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プレゼンターの一覧です。私の名前もありましたよ。ここで意外なことを発見。プレゼンターのほぼ全員が最低助教授レベル。私のような博士課程学生は私含めて三人しかいませんでしたぶっちゃけプレゼン前に気づくなってことですが、緊張感倍増
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いろいろアワアワしている間に時間もすぎ、徐々に”お客さん”が増えてきました。25人くらいかな。そのうちの何人は留学生。結局時間になってもスタッフは現れず、時間になったので勝手にスタート。結果は・・・・・まぁうまくいったのではないでしょうか(ヨクワカラナイケド)。やるだけやりました。頷いている人も何人かいたし、質問もされたので、まあまあの出来だったと信じます。最後に残って質問してくれる人もいて、いい予行演習になりました。でも本当に緊張した

プレゼンの後はカウンセリングの予定だったのですが、クライアントがドタキャン。そのおかげ(?)で大学に短期語学研修に来ていた立教の学生さんたちと交流ができました。キャンセルされなかったら時間なかったですからね。英語の後は日本語で自分の留学生としての経験談のプレゼン。去年も同じテーマでやらせていただきましたが、今年の方が出来が良かった気が(去年の学生さんごめん)少なくとも99%日本語でできました。去年はほぼCode switching (日本語でいう”ちゃんぽん”)になってしまい、大変だったんです。日本人学生の世話役で今回のプレゼンに呼んでくれたアメリカ人のRさんにも今年はなぜ日本語が多かったのかと聞かれたのですが、おそらく博士課程クラスで教師として一年鍛えられたからかと思うと答えました。まだたった一年ですが、生徒・クライアントがなにを求めていて、どうすればこちらの意見が伝わるのかを一年をかけて学んできていますので、そのおかげかもしれませんね。時間が許す限りプレゼン後も学生と一緒に過ごしたのですが、25人中10人もその後色々な質問にきてくれて手応えを感じました。私も交換留学生としてきていた時に日本人のカウンセラーにお会いし、その人に触発されてアメリカでカウンセラーになることを決めました。”幻”がないと人間は先に進めません。その幻をもうすでに実現している人がいれば、イメージがしやすいと私は思っています。最近日本人留学生が減っているという嘆きを聞きますが、世界に興味がない・・・のではなく、どうすれば留学できるかわからない・・・という声をよく聞きます。あと日本が閉鎖的で息苦しい。とりあえずもう日本から出たいという声も。。。出る杭は打たれるっていう諺を複数の日本人学生から聞きます。憧れもあって留学という子もいるのでしょうが、でもみんなの目は真剣でした。結局みんなが帰る時間になっても残りたい学生が出てきて、アメリカ人のアシスタントの子が一人残り、夕方の5時すぎまで話していました。その子達とはfacebookで友達になったので、今後も交流できればと願っています。プレゼンで強調したのは、「今回のプログラムでfacebook上で友達になった人は絶対に削除するな」でしたw 海外で生きるためにはネットワークが不可欠。たとえ数年話していなくても、何か必要になった時には繋がっていられる、それがネットのネットワークのいいところだと思います。私もそれで通訳の仕事などを頼まれたことがあります。人生何が/いつ/誰が必要になるかわかりません。もし将来アメリカに戻ってこようと決めた時に、一人も知り合いがいないより、一人でもいた方が心強いし、助けになります。今回の経験を将来に繋げて欲しいと、強く願いプレゼンしました。

私の人生を変えてくれた日本人カウンセラーの方のように、今度は私が若い方のRole modelとなればいいなと思い、最近はできるだけセントルイス内の日本人の留学生と交流するようにしています。今まで私が頂いてきた親切さ、刺激をまさしくPay forward(恩送り=物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくこと)していきたいと思います。だいたいアメリカで交換留学生、修士留学生、そしてグリーンカードでResident student (アメリカ人学生とほぼ同等)で博士課程という三つ経験をさせて頂いている日本人って少ないと思うんです。私の経験が少しでも役になっていただければとこうしてブログも続けています。私の一言一言が学生さんにどう受け取ってもらえるかは未知数ですが、まだ見ぬ明るい未来のために今後も頑張っていきたいと思います。
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アメリカセントルイスカウンセリング博士号留学

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4 Comments

Kiko  

Yuimaさん、素晴らしい事です。 プレゼンの事も素晴らしいですけど、日本人の留学生へのプレゼンは、学生さんと歳の近いYuimaさんの経験談は、為になるはずですから。 

こんなにネットで色々な情報が得れる今でも、どうやって留学すればいいのか、分からない状態なんですか? これには、ちょっと驚きましたが。 私が、留学した頃は、80年代の半ばでしたから、本当にどうやって留学すればいいのか、本当に分からなかったんですよ。 電話でアメリカの大学に問い合わせるのも、物凄くストレスが溜まって、大変だったのを覚えています。 それに本や雑誌くらいでしか、情報が無かった時代ですから。 今思うと良く無事に留学なんて出来たよねなんて、思いますわ。 まあ、だから、私くらいの年齢の女性たちは、強いのでしょうけど。 笑

Yuimaさん、頑張ってください! 応援しています。

2015/08/23 (Sun) 10:25 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

Kiko様

ありがとうございます!!あんまり年も近くなくなってきましたが、Baby faceなのが変なところで役立っています(苦笑

私も同じようにインターネットと思ったのですが、やはり実際にやった人がいるのとないのではかなり違うようです。インターネットで情報は得られますが、結局は見えない他人。それよりも実際に話せて、息をしていて(笑)、生きている人の方が彼らのためにはいいようですね。昔よりもやりたいけれど、怖い不安だっていう気持ちが学生の中に強くなってきたように感じます。私も業者を通さず、自分で大学に問い合わせたタイプですので、とても大変だったのを覚えています。まぁそれがあったから、今もここにいられるのはとは思いますが…。おそらく彼らには誰かが背中をちょっとでも押してくれる人が必要なのでしょうね。まだ数ヶ月まえまで高校生だった子達ですから。

応援励みになります。いつも素敵なコメントにお話ありがとうございます!!

2015/08/25 (Tue) 17:41 | EDIT | REPLY |   

Duke  

お疲れ様でした

興味ふかいテーマのプレゼンですね。私の息子は立教大生で、留学希望なのですよ。できましたらプレゼンを拝見したいのですが、無理ですかね…

2015/08/25 (Tue) 23:07 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

Duke様

そうなのですか!?立教なんですねー。プレゼンは口頭だったので、ないんですよー。もし質問などあれば、アドバイスしますよ!!

2015/08/31 (Mon) 13:58 | EDIT | REPLY |   

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