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「貴方は神を信じますか」という起爆剤 - アメリカボストン生活 改めニューオーリンズ生活

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「貴方は神を信じますか」という起爆剤 - アメリカボストン生活 改めニューオーリンズ生活



ブログ友のKanicocさんのブログに感化させれて、アメリカキリスト教徒について書くことにしました。私は5歳の時に洗礼を受けました。洗礼というはキリスト教徒になりますという宣誓をするとても大切な式です。私は5歳で自分でキリスト教徒になると宣言してなりましたので、自分の選択だという自覚が強くあります。これはおそらくアメリカの多くのキリスト教徒とは異なるのではと思います。なぜなら、カソリックや伝統的なキリスト教では生まれてすぐ赤ちゃんの時に洗礼をする場合もあるからです。これはもし万が一赤ちゃんが亡くなってしまった場合に、原罪によって地獄にいかないためだそうです。原罪というは私たちが生まれた時から持っているという罪で、アダムとイブの時代まで遡ります。キリスト教徒になることによって、私たちの罪のために犠牲となったイエス様を受け入れ、罪を許されるということになります。

Kanicocさんのブログには無視論者とキリスト教徒の仁義なき戦いが紹介されていたのですが、私にも経験があります。キリスト至上主義というか、キリスト教以外は排除する考えの人がいるのは確かです。なので、アメリカに住んでもう5年ですが、私はたまに私がキリスト教徒でないのではないかとさえ思うことも多々あります。私はキリスト教徒ですが、他の宗教も同様に尊敬に値すると考えていますし、そのように態度でも表します。事実、友人の中に、ユダヤ教の方もいますし、ムスリム、ヒンヅー、仏教徒、そして無神論者や不可知論者もいます。現代の定義でのカルト(Cultの最初の定義は、カソリックでないものでしたので…私が信じているプロテスタント系のキリスト教もその定義ではカルトなんですよ)でない限り、できるだけ私は理解を示そうとしています。

これを強く思うようになったのは私のゲイの友人の影響もあるかと思います。最初にできたハワイの友人はゲイでした。日本に留学してきていたのですが、ある日彼がcame out of the closet (自分が同性愛者であることを公言する)を私にしてきました。私には日本人のゲイの友人がすでにいたので、すんなりと受け入れられましたが、とても悲しく思ったのは彼が次に続けた言葉です。「僕の家族は誰も知らないんだ。カソリックだからさ。」カソリックで同性愛者は近年までタブーでした。現法王が「私たちに裁く権利はない」とコメントしたことで、かなり変わってきましたが、その頃(8年ほど前ですが)は同性愛者の方々には本当に厳しい社会でした。私の元彼の友人がある日自殺しました。彼は同性愛者でしたが、家族に受けいられず、結果的に命を絶ちました。私の大切な友人(ゲイ)はこの国(アメリカ)では生きにくいからとアジアに旅にでました。ムスリムの友人も同じです。皆アメリカに夢を持ってやってきたのに、ISISや9.11のせいで差別や命の危険にさらされています。Social mediaでよく見るのが、「嫌なら、国に帰れ」。おかしいですよね、アメリカはもともと移民で成り立った国なのに。これに対して、Native Americanの写真を載せて、「お前らがじゃあ帰れよ」的なコメントで応酬します。話が逸れてしまいましたが、日本ではあまり見られない宗教間の対立はアメリカでたくさんあります。日本では見られないので、日本が格段friendlyのように描かれることもありますが、私はそれは違うと思います。ムラ社会で横のつながりがとりわけ強い日本社会では、キリスト教徒の私には生きづらいことがたくさんありました。いまは変わっているかもしれませんが、日本はただ単に宗教の意識が良い意味でも悪い意味でも低い傾向にあるのだと思います。これは最近日本からくる留学生を見ていても感じます。アメリカであっても日本であっても、違いを受け入れる、柔軟性。まさしく聖書でいう、「互いに愛し合う」ことが大切なのではないかと思います。
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6 Comments

かにこ  

わわわわわ

私のブログがYuimaさんのブログの記事に載ってる!(嬉)
「互いに愛し合うこと」が無神論者は除く,加えてLGBTも除く,イスラム教教徒も除くetcになってしまっていて,キリスト教が本来のあるべき形で機能しないのは残念なことです。

日本の宗教の意識が低いという指摘に同意します。マイノリティに厳しいという傾向はアメリカより強いのではないでしょうか。マイノリティは権利を主張する機会さえも奪われてるため認識しづらいだけで。ソーシャルメディアの台頭で個人単位の意見が風通しが良くなってから,日本人の内面に潜む排他的な感情に驚くし悲しくなります。
Yuimaさんが幼い頃からたくさんの苦境を乗り越えてこられたんだろうなと感嘆すると同時に他者を包み込もうとする強さに尊敬しております。

互いをそのまま受け止めあえる社会が訪れることを祈っています。

2015/05/23 (Sat) 13:37 | EDIT | REPLY |   

バーディ3  

感謝です

お早うございます。
前回のコメント削除に関して寛大な返信コメントを頂き安堵しています。

キリスト教、宗教戦争について少しだけKanicocさんのブログにコメントしました。

「ちぎり絵」鑑賞いただきありがとうございます。
次回公開作は「津和野の鯉」を予定しています。
少しずつレベルアップしていますのでご期待ください。
自画自賛です。

2015/05/23 (Sat) 16:43 | EDIT | REPLY |   

Kiko  

神様に選ばれて

アメリカでは、宗教と政治の話しは、するなと言われている位、喧嘩の元ですよね。 皆さん、物凄い意見を持っていますから。

私の親は、家族は、仏教、或いは、神道を信じていますが、 私だけ小さい頃から何かが違う。 10歳位の時に友達にキリスト教の話しを聞き、教会に初めて行った衝撃を今でも忘れません。 クリスチャンになったのは、アメリカに来てからです。

でも、私は、押し付けがましいクリスチャンでは、有りません。 宗教とは、押し付けるものとおもわないし、私もYuimaさんがおっしゃるように他の宗教も存在するのが、当然と思っています。 無宗教だからと言って悪い人なわけないし、 クリスチャンで有っても悪い人だって沢山います。

他人との違いを受け止めれれば、もっと皆、平和に暮らせれるようになるのにね。

2015/05/24 (Sun) 16:55 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

かにこ様

勝手に使わせていただいてしまいました。あまりにも良記事だったものんで・・・すみませんw 

本当に悲しいですが、なかなか理解できないものですよね。どの宗教も互いに尊敬しましょうっていうところが少なからず入っているものです。真理だからそこ、幅広く受け入れられているのではないかと思うのですが、難しいです。

確かに日本の方がマイノリティーに対しての風当たりはきついかもしれませんね。というかキツかったですw 柔軟になれと言いつつも、なかなか自分が受けた仕打ちに打ち勝つことができず、未だに日本は苦手です。いつか日本にここまで苦手意識なく帰れればなと思っています。

2015/05/26 (Tue) 16:22 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

バーディ3様

とんでもございません。私も以前書いたばかりの記事を削除してしまったりしました

ちぎり絵の更新楽しみにしていますね。最近風邪をひいてしまい、返信が遅れまして申し訳ないです。

2015/05/27 (Wed) 15:58 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

Kiko様

本当にその通り。みんなすごい意見を持っていますよね…かなり心が狭い人もいるので、悲しくなります。

kiko様にもそういう感じがあったのですね。私の母も何かが違うと思い(うちの母の実家はあるお寺の檀家さんだったので、かなり仏教色が強い家だったそうです。いまはほとんどクリスチャンですが。)若い頃から自分に合う宗教を探していたそうです。インド系のヨガとかも一時期はやっていたそうです。

本当におっしゃる通り、皆が違いを受け止め、享受できるようになれば平和もくるのでしょうにね。

2015/05/27 (Wed) 16:42 | EDIT | REPLY |   

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