in STLの暮らし

アメリカの卒業式

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お待たせしました(って待ってないか・・・)ようやく学会に提出する発表のドラフトにメドがつきましたので、サボっていたブログに帰ってまいりました 今日は日曜日ですが、カメさんは仕事 カメさん大好きなテトは日曜日なのにカメさんがいないのがどうも腑に落ちないのか、私に家中を廻らせて探していました。自分で飛んで探せばいいのにね…私の肩でピーピー(動け、探せ)って命令していました。ベットまで行って、布団をめくったらようやく納得したのか静かになりました

アメリカでは5月は卒業の月。大学では(セメスター数によって違いますので、三期の場合です)5月、8月、12月に卒業式があります。一番大掛かりなのが5月の卒業。大学以下の学校も卒業式があるので、スーパーではお店では卒業のためのプレゼントやらお花がたくさん置いてあります。
私たちも昨日は友人の卒業式に出席してきました。大学が大きいので、卒業式は学部ごとに分かれていて、土曜日は10時と2時の二回。日曜日は10時、2時、6時の三回に分けて行います。私たちは土曜日の10時と2時に出席してきました。

2013年に卒業した時の記憶をたどり、舞台裏をちょっと紹介させていただきます。
アメリカの卒業式はだいたい1時間ほどで終わります。リハーサルもありません(;^_^A アセアセ・・・卒業生は開始時間の1時間ほど前に集まり、名前の確認と出席の有無を伝えます。部屋に入ると自分の名前タグが置いてあるので自分のを取ります。開始時間まで残っていた名前で誰が来なかったかが分かる
ようになっています。その人たちの名前は名簿から抜いておき、後で卒業🎓証書だけ送ります。名前順に並び、用意をしていると本番で名前を読む人が一人一人名前を確認しにきます。人種も多様なアメリカですし、特にUMSLは色々な人が卒業するので、名前も色々です。おじさんは一人一人きちんと間違えないために用意をしておくんですね。私の名前は特に難しかったそうで、何度も確認されましたちゃんとイントネーションまでカンペに書いていました。結構大雑把なアメリカなのに、これはちょっと嬉しかったのを覚えています名前の確認が終わったら入場

これは朝の回の写真です。一番前には博士号の卒業生と教授が座ります。その後ろに修士卒業生(私はここに座りました)、そして学士卒業生が座ります。学士の卒業生が当たり前ですが一番多いですね。式の半分くらい経ってから参加したので結構あっさりと終わってしまいました。
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午前が終わり、午後の部まで時間があるので、誰もいない大学を探索。図書館に本も返さなければいけなかったので、ちょうどよかったです。変なところに噴水があるUMSL..ギース(グース、雁。複数形なのでギースです)のう◯ちがたくさん落ちていました。構内で飼っているんだか、勝手に住み着いているのか、ギースがたくさんいます。でもこの日はなぜか一羽もみませんでした。雨だったからどっかに避難していたのかな?

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でもカメはいました。すかさず気がついたのはカメさん。さすがカメ博士…。甲羅干しをしていたようです。
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雨上がりはが綺麗ですね〜。ちょっと蒸し暑かったけれど、良い気分転換になりました。
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図書館の横に書いてある一節。Nothing happen unless a first dream by Carl Sandburg。アメリカの詩人カール・サンドバーグの言葉です。夢失くしてなにも起こらない。最初に幻を見ることから全てのことは始まるってことですね。
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天気の良い日はここで勉強や読書をしている学生がたくさんいますが、土曜日なのでがらりとしていました。
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午後の卒業式に戻りました。複数の学部合同だったので、めっちゃ数が増えました。写真に載っているのは全部学士卒業生ですね。
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式の順序は、生徒入場、アメリカ国歌斉唱、祝辞やらなんやら、そして学士学生の帽子の紐の移動…
学士学生と大学院生で衣装もちょっと異なるのですが、まず角帽子に付いている紐の位置が違います。式の途中で右に垂れているのを左に動かす儀式があります。これで学士として認められたことになります。大学院生は最初から左に垂らして被ります。その感動的な瞬間は動画を見てくださいね。


その後にとうとう卒業証書を渡します。最初は博士号学生から。博士号卒業生は教授からケープをかけてもらいます。教授にとっても学生にとっても、そしてもちろん家族にとっても本当に感慨深い場面だと思います。将来は私もと、身の程知らずなことを考えていました。その後博士号卒業生、学士号卒業生と続きます。


先ほど衣装の違いが出ましたが、紐の位置以外にも色々違うのを動画で気付かれましたでしょうか?一番シンプルなのは学士号で角帽に黒のローブが一般的です。なにか表彰されるものがあれば、それに応じて紐やらさらにかけるケープやらが付いてきます。修士号卒業生になると角帽に黒のローブの上にその学部と年に応じたケープを着ます。私の卒業の時の写真ですが、私の時は水色でした。
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衣装は博士号になるとさらにグレードアップしたローブを着ます。ちなみにこの衣装は自腹です。大学によっても違いますが、私のは結構安く80ドル(8000円くらいでした)。大学によっては万単位のもあるそうです

卒業証書をもらい、退場。あとは外で家族や友人と写真をとって終わりです。Hat tossはありません。アメリカ=hat tossと思っている方も多いかと思いますが、大学によると思います。
年に数回しかない卒業式。友達や家族が卒業するとなると一大イベントですよね。ちょっと疲れますが、でもやっぱり元気になります。でもアメリカの卒業式は騒がしい。日本の粛々とした厳かな式では全くありません。文化の違いですね。
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アメリカセントルイス博士号卒業式

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7 Comments

かにこ  

タイムリーな

話題でした!
海軍に所属する主人は,今年卒業した軍に所属する医学部生徒のセレモニーを指揮したのでその写真を昨晩見せてもらったのですが,歳のせいか涙が止まりませんでした:(
目標を達成して自信に溢れた生徒の顔やそれを誇りに思う家族の表情とか涙腺崩壊しましたwww
そしてまたYuimaさんの日記で泣きそうになっているというw

Yuimaさん,カメさん宅の鳥ちゃん可愛い。癒されました!


2015/05/17 (Sun) 17:39 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

かにこ様

私の夫は以前空軍だったそうですw 意外な繋がり。セレモニーを指揮ってすごいですね!!!私もそんなの見たら感動は間違いないと思います!でも、卒業式は良いですよね。アメリカでは赤ちゃんがいたりして、卒業とかあるから感動もひとしお。昨日も色々な国の人が正装で出席していました。アメリカで勉強している子供のために家族でやってきたんだなーとか考えていて、私の卒業を思い出したりして、ジーンとしていました。

夫がようやく帰ってきたので、テトはもうパパにべっとりです。

2015/05/17 (Sun) 19:50 | EDIT | REPLY |   

Kiko  

懐かしい

卒業式か、大変な思いをして卒業したのに今では、記憶にあまり無いなんて、悲しい!! きっと無我夢中だったから、忘れてしまったのかも。 息子達の卒業式をいつか、エンジョイするしかないね〜。

Yuimaさんのフォトを見るとかなり大きな大学の様ですね。 きっと、素晴らしいスピーチもあった事でしょう。

2015/05/18 (Mon) 18:04 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

Kiko様

コメントありがとうございます。卒業式はきっと忙しかったのでしょう。私もあまり覚えていませんw 5年後は私もきっとと思いながら卒業式を見ていました。息子さんたちの卒業式楽しみですね!
結構大きな学校だと思います。undergradだけで15000人くらいいるらしいので、grad合わせたらもっとですね。スピーチは何十年も前に重度の障害を持っている方と結婚した方の話で、アメリカがまだ完全なるバリアフリーにはなっていない、だがその変える力は卒業生にあるという力強いお話でしたよ。

2015/05/18 (Mon) 18:48 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

バーディ3様

訪問のお返しありがとうございます。とてもコメントをいただきとても光栄です。インターネットの力で世界とつながるという意味でのグローバル社会ですね。こちらも日本の様子などが日々わかり、ブログは本当に重宝しております。

確かに異文化(それもアメリカは世界でも有名な多文化国家)に住んでいると色々と大変なことがありますね。でもそれはおそらく私のようなはぐれものには日本も同じだと思います。母とStepfatherに言わせると私らは”枠外さん”だそうです。既存の社会の枠に入らない/入れない”枠外さん”。そうなると、むしろ日本のほうがちょっと息苦しいかもしれません。アメリカは第二の故郷とはまだまだ言えませんが(私の場合は故郷自体がありませんがw)、でも毎日なんとか生きております。

アメリカに苦手意識を持っている日本人は友人に何人かいるのですが、恐らく私が日本が苦手なように、全体を見えていないのが理由かなと思います。私の日本への苦手意識は住んだことがあるからなのですが、アメリカへの苦手意識はメディアの影響が結構多いのではと感じます。本や映画も含めて、描かれるアメリカは往々にして”白欧至上主義”、”うるさい”、”品がない”、”危険”などというイメージが見受けられ、住んでる方としてはちょっと悲しいことがあります。住んでいるセントルイスは全米で一二に危険と言われている場所ですが(去年大騒ぎになったFrergusonもここです)、住んでいる者としては毎日一生懸命生きている人々に勇気づけられています。こういうポジティブな部分もいつかブログで紹介できればと思っています。職業柄ネガティブな部分に目がいってしまうのですが(苦笑

旅行記なんて素晴らしいですね!是非いつか読ませていただきたいと思います。私の祖母も母も海外旅行が好きで、祖母は同じようにEU加盟国は全て廻ったそうです。祖母と一緒にトルコ旅行へ行ったのがいい思い出として残っています。去年はアメリカまで飛んできて結婚式に出てくれました。私の夫はポーランド系アメリカ人の二世(義母がアメリカで初めて生まれた一世です)でアイルランドの血も入っているので、いつかポーランドとアイルランドに行ってみたいと言っております。私は他にも行きたい国がたくさんあるのですけどね。なのでバーディ3様がとても羨ましいです。

祖父の絵は、なんというか、すさまじいのが多いので、小さい頃は苦手だったのが本当のところです。いまではその良さも分かってきましたが。わざわぜ見ていただいてありがとうございました。ちぎり絵また楽しみにしていますね。これからもよろしくお願いいたします。

2015/05/20 (Wed) 20:44 | EDIT | REPLY |   

バーディ3  

すみません

こんにちは。

この欄でのコメントに間違いがることが分かり、修正したまでは良かったのですが、送付処理でデリートしたようです。誠に申し訳ありません。自分なりにまぁまぁ内容的に満足していたのに・・・残念!
本当にドジなんです。

このドジが海を渡って貴方に伝染しないことを祈るばかりです。

お詫びに「ちぎり絵」門外不出の私の自慢の作品の公開を速めます。

2015/05/22 (Fri) 19:14 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

バーディ3様

どうぞお気になさらないでください!こちらではちゃんとコメントは見れますから。今後ともよろしくお願いします。

2015/05/23 (Sat) 10:47 | EDIT | REPLY |   

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