in カウンセラーのライセンス取得までの道のり

使って欲しくない言葉

-5 COMMENT
クラスの課題としてカウンセリングの実習があるのですが、カウンセラーとしてクライアントさんが使うとう〜〜〜〜〜〜〜〜〜んとなってしまう言葉があります。

それは

”Interesting” (興味深い)
”Everything” (全て/全部)
"I don't know” (分からない)


えーなにがいけないのって思いますよね。別に駄目じゃないんですよ。事実私も使っちゃいますしw ただこの言葉を使われると、複雑な気持ちになるんですよね。

理由はこうです。

まずはinteresting
良く日常会話のなかで聞く言葉で、私も使ってしまうのですが、先セメスターの時に私のスーパーバイザーに指摘されて気になってきた言葉です。私のスパーバイザー(Dr.H)はこの言葉が大嫌いらしいんです。理由は教えてくれませんでしたが、(それより自分で考えろって言われました)それ以来気になって自分なりに考えてみたんです。そしたら納得の理由が・・・Interestingってどんな状況でも使えてしまうんです。別に興味が無いことでも、Interestingって言ってしまえば繋がるし、嬉しくても悲しくてもit was interesting feelingって言えばどっちとでも意味が通るし。つまり英語では珍しい曖昧な言葉なんですね。これをクライアントさんが使うとどうなるかというと、カウンセラーの私としては「いったいそれはじゃあ具体的にどういう気持ちだったの?」って突っ込みどころが満載になってしまうんです。まぁ普通にそこは突っ込むんですが。特にガードが固いクライアントさんでは、Interstingって言うことですごく感情的だった気持ちがすっとなくなって元のガードが堅い状態に戻ってしまうーというとってもジリジリする状況になるんです。

お次はEverything
私はあんまりもう使いませんが、まぁ普通に使われますよね。これは、私が個人的に好きでない言葉です。良くカメさんも以前使っていて"I am tired of EVERYTHING" 「全部疲れた」とか。いつも突っ込んでいました。Everythingって全部って言う意味ですが、私は全部は全てをひっくるめていて、実は何もひっくるめていないよと、よく逆説的ですが説明します。Everythingって簡単に使える言葉なんです。とても便利ですし。でも使うことで、出来事一つ一つの重要性や特徴を見逃してしまうんですよね。I am tired of everything todayって言った時点でその日にあった嬉しかった出来事も大切な出来事も忘れてしまうような気がしてしまうのです。特に否定的な文脈でEvertyingを使うと実際のストレスよりも更にストレスを感じる。なので、私は否定的なEverythingを使ったクライアントさんには「じゃあ全部を良く書き出してみましょうか」ってアドバイスするんです。そうすると100個もあるように感じていたものが実は7個しか無かったとか(苦笑 簡単なことなんですが、大切なことですよね。また肯定的に使う時も、同じです。I like everything about herってクライアントさんが言ったとすると、彼女どこらへんがちゃんと好きなのか考え、ちゃんと具体的にすることが大切だよ。全部好きってことはほぼあり得ないですしね。その嫌いな場所も認めてどうやったら好きになれるのかを模索することが人間関係では大切だと思いますし。

最後はI don't know
めっちゃ聞きます。んで、めっちゃ嫌いです。私も使うので人のこと言えないのですが、これをセッション中に使われるとやめてーって思います(苦笑 理由は簡単、I don't knowって言った瞬間に思考がストップするから。しない場合もあるのですが、大体一時停止します。その後に更に考えてくれるなら良いのですが、たまに諦めちゃう人もいます。例えば、私が「あなたはどうしてそうやって家族を自分を犠牲にしても大切にしようとするんだろう?」と聞いたとします。クライアントさんは今までそういう質問をされたことが無いと、一時的な軽いパニック状態になります。うーんなんでだろう、いままで考えたことも無かったな、難しい・・・んで、I don't knowが結論として出てしまうという訳なんですよね(私もクライアント経験がもちろんありますので分かるんです・・・)。でもそこで、ストップするとどんずまり。私は普通に「いまの気持ちはなに?」とHere and Nowのテクニックでまぁ返して、though processを促すのですが、内心では諦めないでーって思っています。

カウンセリングはアドバイスを与える仕事ではありません。クライアントさんが運転する車の助手席に座って一緒に経験を間接的にですが共有する仕事です。クライアントさんの言葉と気持ちを引き出すのは私たちの仕事ですが、クライアントさんも一緒にそれに応える共同作業なんです。なので、クライアントさんから出る言葉はとても重要。その言葉にカウンセリングの質も左右されます。まさに相手の心を聴く事が仕事のカウンセリング。心を閉ざしてしまうこれらの言葉はカウンセラーにとってちょっと障害なのかもしれません。

ブログにお越し頂いてありがとうございました。
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5 Comments

びー  

使ってしまいそう

ありがとうございます。
映画でもドラマでも良く聞く言葉たちなので驚きました。
納得なのが、Interesting
大好きな「ビッグバン・セオリー」で、IQ高い設定の登場人物が他の人に使うことが多いので、なるほど!と。
カウンセリングだけじゃなく普通の会話でも、
英語が未熟だと、実際に生活してみないと感じられない、誤解を受ける言葉を使いがちになってしまいますよねー。
難しいです。

2015/04/15 (Wed) 19:24 | EDIT | REPLY |   

かにこ  

確かに私も特に感想の言葉が見つからない時にinteresting 使いますね。図星です。

それから,子供たちと話をしていて(私は日本語で話し掛けているのですが),質問に「分かんない」とか「全部」って答えは,相手(私)とコミュニケーションを取りたくない(やましいことがあるとか)とか会話をするにあたって怠惰になってる時に出ますね。
大概ママをより怒らせる呪いの言葉ですw

2015/04/15 (Wed) 20:29 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

ぴー様

コメントありがとうございます。カウンセリングのセッション中だとクライアントさんが曖昧にしようとしている(無意識であれ意識的にであれ)サインなので黄色信号なんですよね。日常会話では全く問題ないので、どんどんとは言いませんがあんまり気にしなくてもいいかと思います(こんなイヤイヤ言っていていまさらなんだって感じですがw)。でも確かに実際生活してみるのと、その前だと本当に感じることが違うと思います。それはどこの文化でも言語でも一緒ですよね!

2015/04/16 (Thu) 09:25 | EDIT | REPLY |   

Yuima  

かにこ様

ははは。やっぱりinteresting使いますよね!わたしもです。駄目だなーっと分かっていながら使ってしまう。特に良い言葉がぱっと思いつかない時に便利な言葉なんですよね。

やっぱりそういう態度の時に使いますよね。分かってくれる人がいて嬉しいですw 自分から改めていかなければいかないと分かっていながらも、私も夫に使わないでよっていつもぶつぶつ言っています。

2015/04/16 (Thu) 09:28 | EDIT | REPLY |   

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2015/04/21 (Tue) 03:52 | EDIT | REPLY |   

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