in Thinking out loud

居場所

-0 COMMENT
勉強をしているときにアニメをBGMとして聞いているのが最近のブームなYuimaです。ドラマよりも声優さんの声がはっきりしているし、ドラマでは出来ない不可能なことができるアニメが勉強でささくれた気持ちを癒してくれるようです。音楽も聴くのですが、単調すぎ+会社だと同僚の声が気になってしまうので、別の言語のアニメのほうが集中できるらしいです。

最近観ている(聞いてる)のは「宇宙兄弟」

知らない方の為にあらすじをあにこれ から
2006年7月9日、月に飛翔するUFOに遭遇し「2人で宇宙飛行士になろう」と約束した南波六太(なんば むった)、日々人(ひびと)兄弟。時は流れ2025年、その時に交わした約束通り日々人はNASAの宇宙飛行士となって月に向かおうとしていた。その一方、弟の悪口を言った上司に頭突きして自動車開発会社を退職(リストラ)し無職となった六太。再就職もうまく行かず、意気消沈していた六太の元に、事情を聞いた日々人からメールが届く。「あの日のテープを聴け。」メールに書かれているまま、幼い日に録音したテープを聴く六太。するとそこには、六太が置き去りにしていた「約束」が鮮明に刻まれていた。」というまぁ青春宇宙アニメなのですが、NASAでインターンもしたことがあるカメさんと結構はまっていたのですが、リキャップが多すぎて、挫折しましたが再チャレンジを一人でしています。

19話を先日観ていた(聞いていたの)ですが、その中でウルッときた話がありました。

注意:まだ観ていない人にはネタバレになってしまうので、スルーして下さい。

JAXAの宇宙飛行士試験の最終試験までのこった六太。最後の試験は宇宙船を模した閉鎖空間での2週間の共同生活。その間にトラブルがあったり、笑い合ったりとまぁ色々あるんですが、明日はとうとう最後の日。支給された食料が足りなくて、残った小麦粉等を使って手作りうどんをみんなで作る。最後まで仲良しの5人組。作っている過程で自然と話も弾みます。その時の六太の回想にやられた。

小さい頃から宇宙に興味があり、自分の夢を諦めず(途中で自動車会社に入ったりして、弟に先を越されていますが)、ただただまっすぐに自分の好きなことを追い続ける人物として描かれています。有名な天文学者のシャロン博士の元で星を見たり、英語を習ったりしていた六太ですが、クラスではかなーり浮いた存在だったようです。自分の居場所がない理解してくれる友人もいない。結構寂しい人生だったようです。それが変わるのがこの回です。うどんの作り方をシャロン博士に学んだという話から話が五人の間で話が弾みます。彼はようやく自分の居場所を見出したようです。一緒に話せる人がいる。同じ分野にに興味を持ち、同じレベルで話せる

「あの頃から私は心のどこかで諦めていた。分かってくれる奴なんて誰一人いないんだと。ここにいたんだ、誘ったら喜んで就いてきてくれそうな連中が・・・・ここにいたんだ。」


不覚にも涙ぐんでしまいました。それはきっと私の人生に似ていたからでしょう。

小さい頃から周りになじめない経験が沢山ありました。それは私がクリスチャンだったため周りの子供達から奇異の目で見られていたということもあるでしょうし、私の興味があった分野が他の子からかけ離れていたためだと思います。(学校のみんながポケモンやジャニーズで大騒ぎしているのに対して、私は図書館で考古学の本を読み漁っていたり、第二次世界大戦の悲劇を書いた本を毎日②読んでいました。これは戦争体験者の祖父母の経験を聞いていたのもあるでしょうし、両親が世界の情勢や文化に敏感だったのもあるでしょう。私は、帰り道まで歩きながら読む本の虫だったので、視力がガタ落ちになりました)。色々考えていたのですが、それを他の子と話そうとすると、さらに冷たい目でみられていたので、徐々に話さなくもなりました。ある意味すんごい暗~い子だと思われていたんだと思います。

私もずっと孤独でした。話を聞いてもらえるのは教会にいる大人の人ばかりで、変に大人びてしまった、ひねくれてしまったところもあったと思います。こんな私が始めて、「あー、ここにいて良いんだ」と思えたのは、大学での留学生グループでした。言語も文化も違うけれど、とっても心地よかったです。それをきっかけにしてアメリカへ旅立ったのですが、私は恐らくいまの博士号でのグループと大学で会える数少ない友人が自分の居場所だと徐々に感じられてきていると思います。博士課程でたった一人のアジア人+外国人ということで、やっぱり孤独を感じたり、悲しくなったりすることは毎日あります。ですが、少なくとも私が話している話題を聞いてもらえる、分かってもらえる。一緒に世界を変えようと(分野が違うことはありますが)頑張れる。そこに私の居場所があるようです。私のステップファーザーが以前から言っていることがあります。

「居場所は場所ではなく人のなかにある」

アメリカ出身で日本にもう10何年住んでいるステップファーザーなので説得力があります。場所を越えて、文化も言語も超えて、分かり合える力を私達は備えているのだと思います。完全に受け入れられる場所というのはないでしょうが、少しでも分かってもらえるという心地よさがあるだけで、救われる気がします。
スポンサーサイト

アメリカセントルイス博士号アニメ

  • Share

0 Comments

Leave a comment