in 学問への道(大学院博士課程入学まで)

学問ヘの道③面接

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前回は書類選考でしたので、今回は 最終試験の面接についてです。博士課程では分かりませんが、少なくとも修士レベルでは受験時にアメリカにいない場合はSkypeで面接をする場合もあります。私が修士を受験したときはそうでした。私は今回は受験日アメリカにいましたのでちゃんと大学まで行って面接してきました。朝の9時半集合ということでしたので9時には私は学校に着いていました。一日駐車パス券を貰い、自分のが来たことを係の人に伝えます。全員で12人の受験者でした。これだけかと思っていたら、実は一週間前に同じ数の第一次グループの面接があったとのこと・・、係の人の話では大体50%前後の確立で面接が受かるのが通例だそうで、私を含む面接者の顔が引きつりました。一つの小さな部屋に通され、教授陣もすぐ部屋に集まりました。全員着いてから一日のスケジュールの説明がありました。

それによると、
10時〜:自己紹介
11時〜:学校の簡単な校内ツアー
12時半〜:面接/在学生への質問などの座談会
でした。

自己紹介
自己紹介では先に教授陣が一人一人自分の役職や得意分野を紹介し、その後に生徒が自己紹介をします。聞かれたのは自分が興味を持っている分野、何故このプログラムなのか?、もし学ぶとしたらどの教授が良いかの3点でした。面白いのが、皆の興味分野を聞いていると、本当に色々な分野が出てくることです。カウンセリングは本当に奥が深いなーと思えるワクワクする瞬間です。Grief counseling(喪失経験専門としたカウンセリング)、ある年代のある人種の子供達をサポートする為のカウンセリング、Social construction(社会構築主義)のカウンセリング等々。まさしく12人12色でした。そして、この中から落ちる人がでてくるなら、必ず私だと心から思った瞬間でもあります。この自己紹介を元に教授はノートを取り、どの生徒が自分と一緒に4−5年指導するのにふさわしいかを判断する材料にします。試験はもう始まっています。また生徒の教授のマッチング希望も考慮に入れてくれます。教授一人1〜2人の生徒を取れるようで(もちろんその教授がどれだけその時点で忙しいのかにもよりますが)、その為に一応生徒のメドを付けておいて、面接の時に決めた質問をする為にもノートは取っておくようです。

面接
簡単な校内ツアーの後に面接です。大きな部屋に集められ、昼食のピザが振る舞われました。私はプレッシャーであまり手が出ませんでしたが、ちょっとはお腹に入れておいた方が良いです。お腹好いて面接で頭が動かないなんて最悪ですからね。面接は受験者全員が全ての教授陣に当たるように時間がアレンジされていました。面接官は一部屋に3人で3部屋ありました。別室で待機している受験者を個々に呼び、約一人30分の持ち時間で面接をされます。3部屋あるので計90分の面接でした。聞かれることは教授によって違います。受験日から半年も経っているので記憶が曖昧ですが、たしか・・・

①.研究内容をもう一度詳しく教えて下さい。
②.どうやって、そしてどうしてその研究をするつもりですか?(サンプルの集め方、どのような結果を予想していますか?)
③.将来の夢はなんですか?博士号を取って何をしたいですか?
④.大学院でなにを学びましたか?
⑤.どのカウンセリング技術を得意としていますか?(他の技術に挑戦する気はあるかどうかを見ていたようです。受験者の柔軟性ですね)
⑥.自分が自覚している長所は何ですか?
一番私がえっとなってしまった質問は

⑦.もしも絶対に博士号に入れなかった場合はどうしますか?(来年頑張るとか言うのはなし)でした。

これは聞かれた瞬間頭が真っ白になりましたが、教授の父の話によると受験者の反応を見る質問で正答を問うものではないらしいですが・・汗かいた。
面接の部屋と教授によって質問は違いましたが、大体一般的な質問が聞かれました。最後の部屋の面接官の一人に言われたことがとても印象的で今でも覚えています。「あなたはもう決めてるのね、博士過程に入学するってことを。」私は「はい、もう私の人生の中で決定済みです。」って答えてしまいました(苦笑 それが功を奏したのか、無事に入学しましたがドキドキでした。でも合格するには教授がこの生徒のアドバイザーとなる、つまりめんどくさくてもちゃんと師弟関係を保ち卒業まで面倒を見るという教授の覚悟が必要になってきます。こればっかりはどこまで成績が良くても、論文が沢山出せてもどうしようもありません。私も教授の一人に言われたのが「Yuimaの興味分野諸々はうちの校風ととっても合っているんだけれど、こればっかりは教授任せだからねー」って釘を打たれました。なのでもし落ちたとしても、がっかりしないで下さい。その学校の教授とは合わないという事だけなんです。これが今までの入学試験とは違うところ。ある意味博士課程ならではなのかも知れません。

面接が全部終わったのは3時半を過ぎていました。とっても長い一日で疲れましたが、結果よければ全て良し。その日のうちに一番トップの教授から合格メールが来ました、しかしこれはアドバイザーが見つかったというだけ。公式な決定はそれから受験日からさらに一ヶ月くらいかかりました。

これは私の個人的な経験に基づいたものなので、全く違う博士課程への受験もあるはずです。参考程度にご利用ください。
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