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アメリカの現状

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アメリカは多様な人種によって成り立っている為に、メルティングポット(Melting pot)と形容されますが、実際の所はモザイク社会またはサラダボールという人が多いです。メルティングポットとモザイク社会/サラダボールは何が違うのでしょう?
メルティングポットは色々な文化が溶けて混じり合って新しい社会を形成するという意味です。A+B=Cって感じですね。一方でモザイク社会/サラダボールは一つ一つの文化がそれぞれ独立して社会の中に存在しているという考え方です。サラダボールの中には色々な野菜がありますよね?トマトだったり、セロリを切った物や、レタス、赤かぶのスライス、オニオン、チーズ、生ハムをいれる人もいれるかもしれませんね。それぞれの野菜がそれぞれの個性を保ったまま一緒にいます。モザイクも同じです。教会等に飾ってあるモザイクガラスをみると色々な色が使われています。そのようにここの人種/グループが個々の文化を保ったまま社会に属しているのが現在のアメリカだと思われています。メルティングポットはある意味ユートピア。現実のアメリカは人種差別、社会階級差別、男女差別などの差別問題が混在する社会です。
そのアメリカである写真家がフォードハム大学の21人の生徒に「今まであった(自分に対する)人種差別の事を書いてポーズして下さい」と頼んでみたそうです。その中で重複していると思った写真を除いた18枚の写真を紹介したいと思います。アメリカ国外だとあまり気がつかないアメリカの人種問題の片鱗がちょっと見られます。
(引用先:http://www.buzzfeed.com/hnigatu/racial-microagressions-you-hear-on-a-daily-basis)


1. enhanced-buzz-18282-1386285332-27.jpeg
『それじゃああなたはいったい”何”なの?〜私は人間です。Biracial(日本語でいうハーフ/ダブル)だからって私は”何”ではありません。』
Biracialの子がよく直面する問題。人間は一つの人種でなければいけないという考えから、Biracial/multiracial(二つ以上の人種が混じっている人のこと)の人は時折、あなたはいったい何?と聞かれることがあります。同じ人間なのに、おかしいですよね。

2. enhanced-buzz-18767-1386285132-23.jpeg
『日本では何語を喋るの?アジア語???』
アジア諸国で文化/言語が違うということが分かっていない人がいますアジアの国=同じ国というとてつもない勘違い野郎がいます。高校帰って勉強し直せって思いますね・・

3. enhanced-buzz-19356-1386285215-20.jpeg
『”普通の”アフリカンアメリカンっぽくないよね?』
これは一つの人種=一つの文化という考え方からくるコメントです。個人のユニークさというのは完全忘れ去られたコメントですね。大体普通って何だよって思いますが・・。

4. enhanced-buzz-18271-1386285312-19.jpeg
『コートニー。一度もあなたのことを黒人って思ったことないよ!#(おぃおぃ)目を覚ませよ』
黒人(私は通常アフリカンアメリカンと呼びますが)=ネガティブなイメージのため、「私はそんな風に見てないよ〜。」というちょっとある意味(気がついていないけど)人種差別的考え方からこういうふうに言う人もいます、その人の人種を含めてその人自身を見てあげることが大切です。

5. enhanced-buzz-17905-1386285181-13.jpeg
『私がメキシコ人だからって、高校のドーラと一緒に大冒険の主人公に選ばなくてもいいでしょ?』
ドーラと一緒に大冒険とはアメリカの子供向けアニメで英語版ではヒスパニック系の女の子ドーラが冒険をしながら英語を学んでいくという話です。このアニメの話自体が私には”はてな??”なのですが、人種が一緒だからって言う理由で選ばれる人はたまったもんじゃありません

6. enhanced-buzz-1130-1386285704-29.jpeg
『だから・・・あなたは何なわけ?』
1番の人のように人種が色々入っているとこういう風に聞かれることがあります。人間だよって突っ込みたくなりますね。

7.enhanced-buzz-1002-1386285201-29.jpeg
『じゃあ、スペイン語は喋らないの?』
これはラテンアメリカ人(またはラテンアメリカ人に見られる人)がよく聞かれます。もしアメリカで生まれていれば、英語が家でも主に使われていることは多いですので、ラテンアメリカ人だからといってスペイン語を話すわけではありません。また多くの人が間違えるのがブラジル人=スペイン語。違います、ブラジルはポルトガル領だったのでポルトガル語です。

8. enhanced-buzz-4677-1386285258-8.jpeg
『(いやいやいや)おまえ白人だべ』
肌の色が白いからといって白人とは限りません。見かけの推測から決断するとバカをみます

9. enhanced-buzz-3762-1386285289-8.jpeg
『みんな私がキャリー・アンダーウッドを聞いていると言うと、変な顔をします。』
キャリー・アンダーウッドとは有名なアメリカのカントリー歌手。黒人=ラップ、白人=カントリーという考え方が浸透しているアメリカ。べつに何聞いてもいいじゃないですかね。色で曲選ぶ訳じゃないんだから・・。

10. enhanced-buzz-10956-1386285348-19.jpeg
『私の隣に座っていた女の子が席を変わって、移った席の別の人にこそこそ何か話していた。そしたら白人の男の子が大きな声で、なんか米臭くて(女の子は)席を変わったらしいぜって言ってた・・』
アジア人=米臭いと差別的に言われることがあります。ゲイの中でもアジア人のゲイがたまるゲイバーは"sticky (rice) bar"(白米バー)などと言われ、他のゲイの人から敬遠されるそうです。

11. enhanced-buzz-18925-1386285392-23.jpeg
『私はあんたのチャイナドールじゃねーよ!』
アジア人女性=大人しい、従順というばからしい固定観念からきたコメントですね。そういう女性目当てでアジア人女性に近づく男性は多いです

12. enhanced-buzz-7296-1386285428-14.jpeg
『俺が人種的にクラスで少数だからって、黒人全部を代表してるわけじゃないし・・・』
クラスで少数の人種がいるとこういう風に考えられることがあります。とくにアフリカンアメリカンは大学に進まない、または(色々な社会的差別や事情で)進めない人がいます。

13. enhanced-buzz-1009-1386285465-41.jpeg
『だから、あなたは中国人なんでしょ?』
アジア人=中国人という固定観念は根強くアメリカ社会に存在しています。私も良く歩いていると「ニーハオー〜〜」って呼び止められますので、友達から「オッラー」←スペイン語と返してやれってアドバイスされました。

14. enhanced-buzz-18749-1386285549-15.jpeg
『あなたって可愛いわよね!(色黒の女の子にしては・・・)』
未だにある色白至上からくる差別コメントです。アメリカでは肌を漂白して色白にするクリームまで存在します(インドやアフリカでも増えているそうですね)。

15. enhanced-buzz-18925-1386285847-35.jpeg
『私のお母さんの横に立つと言われるコメント。なんであなたの娘は白人なの?』
アメリカ人のほとんどが混血なので、同人種間の結婚でもたまに肌の色/髪の色/目の色が違う子供が生まれることがあります。また、interracial marriage (異人種間結婚)であっても、肌の色/髪の色/目の色が両親どちらかの人種が強く出ることもあります。両親の人種/色=子供の人種/色という時代は終わったのです。

16. enhanced-buzz-11428-1386286032-14.jpeg
『なんであなたは白人みたいに話すの?』
場所によって訛りがあるように、アメリカでは人種の訛りというようなものが存在します。簡単にいうと、良くニュースで聞くのがStandard English。主に貧困層に属するアフリカンアメリカンが話すのがEbonicsという訛りの入った英語です。Ebonicで(話せるけど)話さないアフリカンアメリカンも沢山いますし(Ebonicで話す人の方が大学では珍しい・・・)、幼少時代にどこで育ったかにもよります。ちなみに、私の元カレはアフリカンアメリカンでしたが、ばりばりStandard Englishでした。それは上流階級の地域で育ったから。やはり周りに言われるので本人は結構気にしていました・・。どうしても人種=同じ訛りと考える人が多いです。困ったものです

17. enhanced-buzz-18274-1386285594-22.jpeg
『お前ってさー、白人と同じ位見えてるの?だってその・・目がさ・・』
アジア人に対する人種差別NO.1。目が小さいです。目が細いだの、小さいだのとアジア人に言うのは禁句だといい加減分かっても良いのですが・・まだまだ馬鹿者がおります。

18. enhanced-buzz-19547-1386285239-27.jpeg
『さて、今日の髪型はなっにかな〜?と言いながら彼女は私に断りもなく私の帽子を取りました。』
アフロといわれるアフリカンアメリカン系に多い髪質についての人種差別ですね。これは本当に酷いです。最近問題になっているのはアフリカンアメリカン系の生徒を停学にしたアメリカの私立の小学校。その理由が彼女達の髪がアフロ・ドレッドヘアーだから。地毛だという訴えは聞かれず、泣く泣く転校せざるを得ない子供達がアメリカにはいます。

如何でしたでしょうか?まだまだ先が長い人種平等社会アメリカ。一人一人が相手を気遣う所から平等は生まれるのでしょうね。

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